【現場チェック】渡り廊下の移動式式台作成と室内吹き抜け部格子では
茅ヶ崎市「I3」様邸の渡り廊下部に移動式式台と室内吹き抜け部に木製格子を付けました。
こちらの計画では、玄関から中庭に直線的なアプローチを建物内に設けていますので
どうしても部分的に段差が出てしまいます。それを解消するため、移動式の式台が必要です。
また、室内の吹き抜け部には鋼製フラットバーで水平部手摺と@910にタテ部分があるのみ
ですので、空間部に格子を付ける必要がありました。
移動式式台には軽くて丈夫な集成材を、格子にはこちらも軽くて肌の良い杉材を使用し
いずれもCL仕上げとしました。
階段手摺、廊下手摺はタテヨコのフラットバーで中間に面材が無いという仕上げは
建築家、設計者の方に多く見られます。
小さいお子さんが折られなくとも、私は、安全のために面材を入れた方がいいと思っています。
設計者の意図を具現化するのが工務店、施工者の役目ですので
設計図に口を挟むことはできませんが、安全の配慮も必要かなと思います。
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移動式式台制作途中
この角度からは見えませんが、高さ調整のための金具と入隅部に補強の金具を入れています。
杉材の格子
杉材独特の肌あいで美しいと思います。
白木でお納めしたいところですが、汚れ防止のためにCL仕上げとなりました。
玄関部式台
浴室部式台
この二カ所の式台を移動すると、玄関から中庭まで一直線のアプローチとなります。
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