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むずかしい建築用語, 藤沢市「Y2」様邸

むずかしい建築用語31 脱気筒(だっきとう)

リフォーム時にバルコニー床の防水をする時に取付ける装置です。

バルコニー床モルタル部分は細かい隙間があり、湿気を放出、吸収を随時繰り返しています。

防水をすると密閉することになり、湿気空気が抜けず、防水床部が部分的に膨らむ場合があります。

それを防ぐため、湿気および空気を放出するための部品を付けます。(脱気筒:だっきとう)

空気が抜けやすく、また将来的にエアコン室外機取り付けに邪魔にならない雨戸前を選択しました。

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脱気筒

脱気筒

ステンレス製でベースの幅がおおよそ180ミリ、高さが200ミリ程度あります。

見ただけでは寸法がわかりにくいので、長さ200ミリの定規を並べてみました。

もっとコンパクトで平型の製品もありますが、豪雨時に雨水が逆流する可能性がありますので、

私はこちら選択しました。

この装置はモルタル下地と防水床部との隙間に発生する、湿気と空気を取り除きます。

取り付ける位置は空気が上りやすい勾配の上の方に設置する必要がありますので

バルコニーの中心部、窓際になります。

新築で、床が押さえモルタル製(現在在来木造住宅ではほとんどありません。)でないときには

防水工事後に床が湿気や空気で膨らんでしまうということは、全くと言っていいほどありませんが、

リフォームでのバルコニー床の防水工事では押さえモルタルや床下地合板深部に湿気を含んでいる

可能性がありますので、念のため取り付ける必要があります。

目視で含水計を使わず、表面が乾燥している。と判断して、防水工事をしてしまったことがあり、

その結果、一ヶ月ほどしてお客様から「あちこちバルコニー防水床の部分が膨らんでいる。」

というお電話をいただきました。配慮が足りずご迷惑をおかけしてしまいました。

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木造住宅のためのメンテナンスと修理のためのヒントを書いています。少しでも参考になれば幸いです。

最終更新日 2013年10月4日金曜日 14:27:12

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