【リフォーム】バルコニー内側の壁の塗装膜がふくれるときには
藤沢市「Y2」様邸のバルコニー内側の壁がふくれています。
モルタル下地とペンキとの間に湿気、水分が入ってしまい、剥離したものと思われます。
原因としては二つ考えられ、
- バルコニー笠木の内側から雨水が浸入した。
- バルコニー床面から水が吸い上がった。
まず、バルコニー笠木裏からですが、この笠木はかまぼこ型ですので
もし雨水の侵入があればバルコニー外側もペンキのめくれ、剥がれがあるはずですが
それはありませんでした。従ってこれが原因ではないと考えます。
次に、バルコニー床面からの水の吸い上げです。
はじからはじまでよく見てみると、剥がれが内壁の下部に集中し、上部にはありません。
したがって床面からの水の吸い上げと判断しました。
さらにこのバルコニー内側のペンキは床面まで立ち下がっていて、防水の立ち上がりがありません。
築15年程度だそうですが、平成10年頃にはリボール社の防水材が無かったかもしれませんが、
FRP防水があったはずですので、FRP防水施工が出来たはずですがしていませんでした。
防水層を一体で巻き上げる必要があると思いましたのでその計画をしました。
ここで判断に迷うのが、内壁モルタルをはがして下地からやり直すのか、
その下地を使って防水をやり直すのかですが、浮いた塗装膜をはがしてみての判断となります。
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バルコニー内側の壁の塗装膜の浮き 遠景
バルコニー内側の壁の塗装膜の浮き 近景 高さ300ミリ
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