ユニットバスのお湯の温度が上がらないとは?

以前タイル風呂 → ユニットバスへ交換させていただいた鎌倉市の方からお電話をいただきました。

なんでも、入浴中のお湯の温度が上がらないので困っているとのことです。

こちらの方は給湯器を交換して二年、当方でユニットバスにしてから二年ですので、

給湯器を新規に交換して都合四年しかたっていませんので、ダメになるには早すぎます。

早速給湯器のメーカーのカスタマーサービスに給湯器の品番と症例を伝え、

点検修理依頼の電話しました。

(どちらのメーカーも修理受付は24時間営業です。)

そのカスタマーサービスから鎌倉市のお客様へ即日電話が行き、

翌日午前中に点検修理に伺いました。

私へ修理終了後の電話報告を依頼してありましたのでメーカーから報告の電話が来ました。

お客様が浴槽の掃除のときに浴槽内の循環アダプター内金具を外してそれを逆に付けたため

お湯の流れが悪くなり、沸きが遅くなった。ということだそうです。

メーカーの担当者から施主様へ原因を伝えてもらいました。

その後、お客様からバツ悪そうにお礼のお電話をいただきました。

パソコンの場合もそうですが、何か不具合が有ると機械が悪くてこうなったのだろう。

と、ほとんどの方は考えます。

自分に原因があって不具合が生じた。と考える方はほとんどいません。

やむを得ないことだと思います。

循環アダプター

循環アダプター

──────────工務店から修理依頼するときに困ること

給湯器のメーカーに工務店から電話するときに困ることがあります。

症例はお客様から聞いていますのでわかりますが、

給湯器の品番を聞かれたときにすぐに答えられないことです。

新築やリフォームで、工務店から給湯器を入れた場合は伝票や仕様書に記載がありますので

書類を調べればわかりますが、その給湯器を注文していない場合には履歴がありませんから

給湯器品番がわからないという問題があります。

──────────次の修理のための対策

自分はこのようなことのために以下のくふうを考えています。

リフォームや、修理にお伺いしたときには全く関係ない工事の場合であっても、

給湯器の写真を撮っておくようにしています。

なぜなら、次に壊れるかもしれない部分だからです。

工事終了後に邸名ごとに写真をまとめて自社のファイルサーバーに保存してあります。

その給湯器の写真も一緒にしておきます。

ですので今回メーカーのカスタマーズへ給湯器の品番をすぐに言うことができました。

施主の知らない部分でのくふうだとではないかと思います。

カスタマーサービスの方は点検修理時に多分該当品番に関連する部品を持参するでしょう。

そのために品番を知ることは彼らにとって必要なことです。