【メンテナンス】マンション受水槽加圧ポンプの交換の原因とは

2013年10月2日

相模原市「G」様から水が出なくなったので見てほしいと電話いただきました。

三階建てマンションで、一階は店舗で直接給水、二階三階は、加圧ポンプ給水になっています。

築年数が経った建物ですので、給水管が動脈硬化のように劣化しており

任意の位置の配管を切ってスコープで確認したところその症状が見えました。

また、受水槽加圧ポンプも経年劣化しで圧力が不足しているようですので交換しました。

いずれも定期的なメンテナンスをしていれば交換にいたるまでの時間が節約出来たかと思います。

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1──────────2 

  1. 給水ポンプ交換前
  2. 給水ポンプ交換後

——————後日談

今回の工事は、受水槽から出てすぐの加圧ポンプの周囲の配管を交換したわけですが

その後一ヶ月位して、また水が出ないとのお話が日曜日の朝に有りました。

ポンプが途中で止まってしまうという事だそうです。

急遽メーカーのメンテナンス担当者を現地にうかがわせたところ

今度は受水槽に給水する既存配管が動脈硬化のように細くなっていて

水の出が悪くなっていて、受水槽がカラになりその結果ポンプの空転防止スイッチが

入って給水が止まるというものでした。

至急のことですのでさらに翌日につまりの恐れが有る配管を取り替えました。

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──────────受水槽、加圧ポンプをお使いの方には

加圧ポンプは機械なので古くなると壊れる可能性があります。

水道は生活に必要な設備ですので大事なものですから常に使います。

それが使えなくなればお住まいの方が大変困ります。

いつでも使えるようにメンテナンス契約をお勧めします。

こちらのマンションは当社が工事したものではなく管理者の方から

おはなしがあってこまごまとした修理のおつきあいがありましたので

私が状況を知っていましたから緊急な対応が出来たものです。

常日頃からメンテナンスを怠らなければこのようなことはないかと思います。

加えて受水槽の清掃を定期的にしていなかったそうですので定期清掃もお勧めしました。

定期点検を築20年もしていないので急に壊れる可能性をはらんでいた訳です。

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