作業前にどう言う仕上がりになるかのパースを三次元簡易CADで書いてみました。
施主様に見せるだけでなく、自分で納まりを検討するのにも使っています。
現在では、今までお仕事をいただいたお客様の修理メンテナンスのみを行っています。
新規の分をお受けすることはありませんので、記事のアップロードは修理のことを、
つらつらと書くようになるかと思います。


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作業前にどう言う仕上がりになるかのパースを三次元簡易CADで書いてみました。
施主様に見せるだけでなく、自分で納まりを検討するのにも使っています。
現在では、今までお仕事をいただいたお客様の修理メンテナンスのみを行っています。
新規の分をお受けすることはありませんので、記事のアップロードは修理のことを、
つらつらと書くようになるかと思います。
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室内ドアには、扉、ドアを締める時に当たる、通称戸当たりと言う部品があります。
これは製作メーカーの多くや、ごくまれに自作で枠をつくられる工務店さんによって、
はめこみ式で取付けることがあります。そのはめこみ式の戸当たりが、なんかの拍子で
ゆるくなってはずれてしまう時があります。そのときには抑えのために、隠し釘を使います。
あとで戸当たりを外すこともあるでしょうから、接着剤は付けないで釘だけ打ちます。
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戸当たりの断面図
戸当たりの姿図
隠し釘
打ち込んだ後に、青いクッション部を金槌で軽く叩くとその部分のみはずれます。
今回はもう少し長くないと掛かりが少ないようです。
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茅ヶ崎市の「K11」様邸の階段手摺を取付ける事になりましたので金物を拾って取付けましたが
大工職から自在継手の数が足りない。と指摘されました。自分で拾って注文したのですが、
大工によると三段回り × 2カ所ならいいのですが通称お立ち台の踊り場があるために、
自在がもう一個いれないと使いづらい。ということになりました。
平面図で拾ったためにこの部分に気がつかなかった。ということです。
手摺の図面を書いて確認すればよかった。という失敗がありました。
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階段図(赤い線が手摺)
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同じように玄関内の段差があります。以前は玄関内の土間から上がり框のうえまで300ミリ
(30センチ)あるのが普通でしたが、今ではそれほどあるのは見かけなくなりました。
その半分の150ミリ程度が普通だと思います。
高齢化社会になりましたから以前の段差では上り下りがしづらくなりましたからそれの緩和の為に、
玄関内にもう一段タイル製で作ることにしました。式台という事も考えましたが後付けの式台では
作業がしづらく、納まりが悪くなるように思ってこちらを選択しました。
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だんだん年を取ってくるに従って階段の上り下りがつらくなってきます。
玄関前のアプローチで、以前苦にならなかった段差がのぼりずらいということで、
段差を緩くしてほしいという部分がありましたのでその打合せの為に三次元CADで
簡単にパースを書いてみました。これで基礎工事のかたと打合せをします。
段差が苦になった玄関前のアプローチ
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おもに木造在来工法の世界で使われる言葉です。簡単に木材の体積のことを言います。
立米(りゅうべ)がタテヨコ高さ1.0メートルを示すのに比べて、
一石(いっこく)はタテヨコ高さが1.82メートル = 一間(いっけん)ある状態を言います。
一石(いっこく)のサイズ
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茅ヶ崎市の「O3」様から目隠し簡易フェンスの見積もり依頼を頂きました。
見積もりの引き合い頂くかたは建築には素人ですので、イメージしやすいように提示しなければ
なりません。目隠しの簡易フェンス作成の見積もりを書いたのですが、それを屋根付きに変更したい。
との申し出がありました。現地で一度打合せをしたのですが、どうもお客様のおっしゃっている事が
私は理解出来ません。そこで、日を改めてこちらの近くにおいでになる時に対面して図面で
打合せをしようとしました。しかし、何度もパースをかいてもご理解いただけるだろうか?との
疑問がありましたので、SketchUp(簡易三次元CAD)をリアルタイムで使う事を、急に思い立ち
ぶっつけ本番ですが、お客様に見ていただきました。実際に使ったのは静止状態で見ていただいた
のではなく、CADを操作してこれからする工事の様子の図を上下左右前後に回転させて(オービット)
さらに視点を上下させながら見ていただきました。そのうえご自分が見たい角度もあるでしょうから
そのオービットツールで見たい角度の図にしていただきその図をスクリーンショットで撮り、
カラー印刷して差し上げました。少しはイメージが具現化されたようです。
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屋根施工前
屋根施工後イメージ図
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ALC外壁の開口部に軽量シャッターを取り付ける見積もり依頼がありました。
そのつど職方さんと一緒に行くことができればいいのですが、施主様も含め皆さんの予定が
毎回合うとは限りませんから、CADの透過画像を使ってパースを書いてみました。
このCADはパースにも寸法線をかけますから説明が簡単で助かります。
軽くて速い、小規模な修理リフォームに適したCADだと思います。
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外部──────────内部
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綾瀬市の「K」様よりシャッター取り付けの見積もり依頼をいただきました。
見積書に付ける図面がなかなか書きにくい部分ですので考えていたところ、
SketchUpで半透明のレイヤを使うことを思いつきました。
白黒の平面図ですとなかなかわかりにくいですので、
写真をjpegでSketchUpに取り込んでシャッターの開口部の矩形を書いて
移動ツールでシャッターの概略寸法に合わせ変形します。
枠線を白にして中を半透明50%の塗りで示します。
あとは注釈をテキストツールで書いてプレゼンボードの出来上がりです。
これですとどういう風に見積もりをしたかわかりやすいと思います。
施主様と言うより、自分のためもになります。
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SketchUpで施工部分を表示
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