【リフォーム】洗濯機のコンセントにあと付けでアースを付けたい時には

2013年10月5日

藤沢市の「T3」様から洗濯機のコンセントにアースを付けてほしいという依頼がありました。

もちろん既存のコンセントはアース線の対応になっていませんから、

アース付きのコンセントに変える必要があります。問題はアースのもとをどうやって取るかです。

アース棒(銅製 長さ600ミリほど)を地面に差してそこまでの配線をしますから

配線長が長くなると、あと付けでは体裁も悪いですし、工数がかかればそれだけ費用がかかります。

そこで、昔のやり方のように水道の蛇口を利用してアースが取れないかを検討しました。

水道管が鋼製で地面以下に入っていればアース棒の代わりとして利用できます。

その水道管が鋼製で地面以下まで入っているかを調べる時に壁を壊して調べることはできません。

築年数が古い場合には鋼製の水道管を使っている事が多いのですが、

最近では硬質塩ビビニール管(VP、HIVP)を使う事が多いので、それを確かめなければなりません。

そのために「接地抵抗計」を使って漏電防止のための使用に堪えるか。を確認します。

これで地面まで鉄管を使っているか、塩ビ管を使っているかを確認します。

今回は必要なレベルの抵抗がありませんでしたので、配線を外部外壁側に廻しました。

やむを得ません。

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洗濯機の後付けアース

既存洗濯機用のコンセント

洗濯機の後付けアース

接地抵抗計で水道蛇口がアースとして使えるかを確認

残念ながら鋼管ではないようでした。

接地抵抗計洗濯機の後付けアース

設置抵抗計

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