【修理】LED灯(蛍光灯直管40ワット)交換時の注意
当社のLED灯購入先の丸興工業さんから以下の注意をいただきました。
以前の逆富士型蛍光灯を直管LED灯に交換された方はご注意された方がいいと思います。
──────────丸興工業さんからの注意喚起の連絡
最近、既存の蛍光灯の器具に直管LED照明を設置し、安定器を外す
直結工事を行わず使用しているものの事故・トラブルの報告があります。
直管LED照明は蛍光灯器具にそのままとり取り付けることができるため
安易に球だけを交換するもの、器具が古く安定器の寿命にて故障する
もの等が原因として推測されます。
中には発煙・火災の恐れもあるとしてメーカーや業界団体が消費者に対し
注意を呼びかけております。
したがいまして、添付資料を参照していただき直結工事を実施して使用して
いただきたくお願い申し上げます。
宜しくお願い致します。
──────────工事方法
LED照明取付方法について(現在ご使用中の蛍光灯器具に設置する場合)
(1)ご使用中の蛍光灯器具がグロースターター方式の場合
直結工事(バイパス配線)が必要です。
直結工事(バイパス配線)により安定器の劣化の影響が避けられ、
無駄な電力(約10W)を消費せずに済みます。
(2)ご使用中の蛍光灯器具がインバータ方式・ラビッドスタート方式の場合
直結工事(バイパス配線)を行うことにより、ご使用が可能です。
△注意①=(1)、(2)どちらの場合も直結工事(バイパス配線)を行った場合、
従来の蛍光管に交換ができなくなります。ご注意ください。
注意②:下記配線工事には電気工事士の資格が必要です。ご注意ください。
≪結線方法≫
両側のソケットにAClOOV電源のライブ側、ニュートラル側を直結します。
──────────注意喚起詳細
直管型LED照明器具の配線工事のお願い
(現在使用中の蛍光灯器具に設置する場合)
2011年10月
丸興工業株式会社
■直管型は安定器を外す工事が必要です。
今まで使用してきた蛍光灯器具には耐久年数があり、
JIS(日本工業規格)によると交換の目安を10年としております。
主な劣化の症状はランプ(蛍光灯の場合)の交換が多くなる、
焦げ臭いにおいがする、ソケットが劣化する、安定器が故障するなどですが、
まれに安定器の絶縁劣化などから生じる火災が起きる場合もあります。
蛍光灯をLED照明に交換する場合、せっかく長寿命のLED照明を設置しても
上記の劣化にてLEDが点灯しなくなることも考えられます。
特に安定器は接続しているだけで無駄な電力を消費します。
安定器を外すことによりランニングコストの削減のメリットが大きく、
さらなる省エネができ、高い安全性を維持しながら省エネ・省資源を可能にします。
したがいまして、既存の蛍光灯器具内部にある安定器を外す配線工事の実施を
お願い致します。
■配線方法
配線の方法は、グローランプ・ラピッドスタート・インバーターなど
器具の種類がありますが、安定器の配線を切断し直結配線をしてください。
詳細は別紙「LED照明灯取付方法について
(現在ご使用中の蛍光灯器具に設置する場合)」をご参照願います。
グローランプタイプの器具はグローランプを外すだけで点灯するものもありますが、
上記のような安定器の寿命に伴うトラブル・事故を回避するためにも
直結配線工事が安心・安全です。
尚、配線工事は必ず電気工事士の資格所有者にて工事を行ってください。
結線方法
クリックすると拡大します
──────────後日談
丸興工業さんのアドバイスに基づいて自社の逆富士型蛍光灯の安定器への
配線を取り外しました。ちょっと危ないですからね。
──────────後日談2
画像拡大プラグイン、LightBox2が、他プラグインとコンクリフトを起こすことがわかりました。
現在は使用できません。すみませんがご容赦ください。
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