【メンテナンス】建具をほんのちょっと調整すると不具合が解消します

2013年10月3日

地震のあとの点検にうかがったおりに建具の調整を依頼されました。引き違いの内部建具でですが、

こすれてしまうというものでした。よく見てみると、戸首のガイドが芯ずれしています。

最初から悪かったのか、ずれてしまったのかは分かりませんが、

このままでは建具の具合が悪いので外してみたところ、

ビスで調整が出来るタイプでしたので、少し芯に寄せて当たらないように出来ました。

「A」社製の建具ですが、このように調整が出来るようになっているのは

ちょっと具合が悪いと思います。この部分は逆に調整が出来ないほうが、

私としては不具合の起きる確率が少ないような気がします。

陣笠タイプで、ステンドグラス入建具ですので大変重量が有り、取り外すのに苦労しました。

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建具

建具戸首の調整部分

ちょっと見にくいですが、上側のプラスねじでガイドレールが左右に移動できるように

なっています。この部分を調整してあたらないようにします。

下のねじはこの金具の固定のためのものです。

──────────ステンドグラス入りの引き戸では

重さが重いので不具合が出る可能性があります。不具合とは戸車の痛みが早いことです。

早めのメンテナンスをお勧めします。

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