【リフォーム】リフォーム後のトイレの使い勝手では 隅付きロータンク便器とタンクレス便器の違い

2013年11月21日

茅ヶ崎市の「N2」様邸でタンクレス便器を付けたところ、以前設置されていた隅付きロータンク

便器と比べて紙巻き器の位置が後方に下がって取りづらいと言うご意見、クレームをいただきました。

ご利用者の使い勝手が悪いのでは具合が悪いものですので、水道屋さんと相談して、

排水部品を注文し直して出来るだけ便器を後方に下げることにしてなんとか解決しました。

こういう風になったのは何点かの前提条件がありました。

① 自動水栓手洗い付きカウンターに紙巻き器がセットになっていたので、紙巻き器の位置を

 使いやすくカスタマイズ出来なかった。

② タンクレス便器だったのでタテに長いので前に出る事になる。

③ 二階トイレの真下に梁があるため通称Pトラップ(排水が便器の真下に無いタイプ)なので

どうしても便器を奥に下げずらい。ということがあって通常の位置では納まりませんでした。

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下図の左側が当初の隅付きロータンク付き便器のCAD図です。中央の図は既存便器と

新設の便器(TOTOネオレスト AH1)との平面上の比較です。オレンジ色が人の形とします。

中央の図では以前と比べて人の座る位置が前に出てくるのがわかります。そのぶん紙巻き器に

からだをねじらねば届きづらくなって来ます。また、これは施主様からのカウンターに

手が届きやすくしたいとのご希望がありましたから、通常よりすこし近づけてあります。

それもあって紙巻き器が使いづらくなりました。そこで、右の図のように、120ミリほど離し

使い勝手を改善し、施主様のご了解をいただきました。紙巻き器に便器を近づけてしまったこと、

Pトラップだったこと、紙巻き器の位置がセットものだったために、位置がカスタマイズ

出来なかったことがからんで今回の問題になりました。

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トイレリフォーム

施工前と施工後の便器の位置関係の図

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