【現場チェック】建築金物 楽枠君を使って額縁を固定するのと木スペーサーで固定するのとの違いとは
平塚市「M」様邸にて、大工と休憩中の話で窓額縁の固定に「楽枠君」という金物があるので
取り寄せられないかと言う話がありました。
どうしてそう言う事が出たかと言いますと、写真のように額縁と窓台、窓マグサの間には
少しの隙間があります。そのすきまを今までは木スペーサーを入れてビス止めしていましたが、
厳密に言えばその隙間はおのおの違いがあり、木スペーサーの厚みにはちょうどなりませんから、
そのちょっとした隙間の調整に手間取るので困る。というのが大工の主張でした。
額縁と窓台の間にスペーサーを入れておかないと、枠のタレ、むくりの原因となりますから、
スペーサーは必ず入れておかなければなりません。
水が低きに流れるように、作業者に取ってやりにくいものは誤差が出る可能性が高くなります。
また、ひどい時には取り付け数が減るかもしれません。
私はやりやすいもの = 仕上がりが良い。と考えます。
大工の工数減 → 大工に取ってプラス ≒ 工務店にプラス ≒ 施主様に取って精度と工期短縮でプラス
と言う事が考えられますので、この金物を購入することにしました。
──────────後日談
あとで大工に取付の使い勝手を聞きますと、「いやぁ、楽ですね。」という回答でした。
楽枠君取り付け状況
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません