むずかしい建築用語37 レジコン蓋とは
材料屋さんで「レジコン蓋」という下水道の枡を売っていました。
なじみの無い名前でしたので、検索をして以下のことがわかりました。
レジコン = レジンコンクリートのことのようです。
長らく建築業界にいてもわからない、知らないことがあります。
製品自体は知っていますが、名前を知りませんでした。
レジンコンクリートとは、セメントコンクリートの結合材であるセメント水和物は一切使用せず、
合成樹脂(液状レジン)によって、骨材や充填材を練り混ぜて固めた材料です。
レジンコンクリートの液状レジンとしては、
不飽和ポリエステル樹脂に代表される熱硬化性樹脂が多く使用されます。
開始剤(触媒)や促進剤と混合することによって生じる液状レジンの重合反応は、
骨材相互を短時間に強固に接着しますので、硬化した成形物は密実であり、
高強度でかつ耐久性にも優れた性能を示します。レジンコンクリートは、
液状レジンの種類やグレードを選択することによっても、
様々な性能を付加することも可能な機能性に優れた材料です。
このような材料特性を有するレジンコンクリートは、
土木構造物の 長寿命化・省資源化を図る上で最適な材料であり、
環境負荷の低減 や地球温暖化防止に貢献する環境に優しい環境調和型素材です
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レジコン蓋
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