【現場チェック】ウッドデッキ仕上がり状況では
鎌倉市「O2」様の、ウッドデッキ、サンルーム、電動シャッターの工事が完了しました。
仕上がり状態は下記の通りになっています。
完成状況
イメージ図と比較してみてください。
ウッドデッキ扉を閉めた状態────────── 〃 開けた状態
丁番取り付け状況──────────階段
施主様のご意向としての開き勝手希望でしたので、大工と私が悩んだのはこの部分です。
扉を開閉できるようにするには柱が必要ですが、この部分に柱を付けると
イメージとして重く感じられ、体裁が良く有りません。
また、シャッター外側に柱を付ければ体裁が良いのですが、土間コンクリートとの
納まりが良く有りません。
では、シャッターのタテ桟を生かして、そちらを吊り元として丁番を付ければ。
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との考えになったのですが、あまり内側に丁番を付けると今度はシャッターの開閉に支障が出ます。
さらに、固定ビスのネジピッチが粗いと固定の力が足りず、脱落してしまう恐れがあります。
なるべくシャッター外側に、かつ、ネジのピッチがなるたけ密な事が必要になります。
タッピングビスでは用をなしません。
シャッタータテ桟はアルミ材のごく薄いものですので、薄い材にしっかりと止めるには、
ネジがミリネジで、しかも頭がサラである必要があります。
(丁番に座堀が有るため。ビスがナベ頭だと扉が閉まらない。座堀はむずかしい建築用語を参照)
それを近くのショップで探すことができましたので、扉を取り付けることができました。
段差が少々有りますので、スペースを考えて小さめのものを作りました。
他方のウッドデッキ側面──────────正面
ウッドデッキは、床材にレッドシダーを使用しています。
材の隙間有り、隙間なしの両方の仕様があります。今回は隙間有りの仕様にしました。
柔らかい材ですので伸縮が有る事と、下が三和土(たたき)になっていますので、
掃除がしやすいという事を考えてそうしました。
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