【修理】ハウスメーカー製の軒天の交換で苦労することとは2
茅ヶ崎市「K8」様邸の軒天板金が仕上がり、材料屋さんが持参しました。納期がかかった理由は
最近ではどちらの大工職もなかなか予定が入らず、忙しくされています。材料屋さんもそうらしく、
余分に納期がかかってしまいました。新旧合わせての写真を撮ることができれば一目瞭然ですが、
現在は「新」のみの写真です。
表面は保護ビニールが張っていますから、色調がわかりにくいですがなるべく既存色に近いものを
選択しています。それを見比べて現地で色合わせをして、差異が大きい場合は塗装の予定です。
矩形で折り返し有りのものは製作依頼が簡単ですが、これは異形で立て樋の穴あけが有ります。
薄い板金ですと穴あけは苦になりませんが、こちらは肉厚ですので工場での穴あけが必要です。
サンプルを渡して同形近似色のものを。と指示していますので裏面を確認しました。
ハウスメーカーだけ有り、0.8ミリ厚は通常の屋根板金厚の二倍近く有りますから、
さほど大きくない1200ミリ × 500ミリ程度の寸法ですが重量が有り、重く感じます。
金属製化粧軒天を使うのはハウスメーカーの特徴ですので、ふだんそれらを使う仕様になっていない
木造の工務店としては修理がしにくい部分となります。
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表面(保護ビニール)──────────裏面遠景
裏面近景
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