【現場チェック】防音サッシの取り付け取り外しでは こういうところに苦労します
藤沢市「M2」様邸の既存サッシを取り外し、(防衛省仕様の)防音サッシを取り付けました。
こちらの「M2」様邸では全部で9カ所のサッシの取り替えが有り、
雨仕舞が絡みますから一気にしなければならず、今日は大工三人掛かりです。
既存サッシ回りを壊す、既存サッシを取り外す、新設サッシを取り付ける。という手順になります。
さらに雨戸戸袋も絡みますから大仕事です。
中でも一番大変だったのは、こちらの居間の雨戸サッシです。巾が大きく建具も重い事と、
既存サッシの雨戸部分が壁モルタルに埋まっていたこともあります。
埋まっている雨戸戸袋部分をサンダーで削り取らなければなりません。
なぜ雨戸が壁モルタルに埋まっているのが悪いかというと、
埋まっている部分は、その部分のみ乾燥しにくい環境になりますから、
埋まっている部分との境目が錆びやすく、傷みがより早く進む可能性があるからです。
そのため今度は、少し巾詰めをさせていただき、壁に埋まらないようにしました。
雨戸が傷まないような配慮も必要です。
その他のサッシも、地盤沈下につられて変形していたので閉まらなかったのですが、
床の傾きも調整しましたから、すんなりと閉まるようになりました。
これで開け閉めが楽になり、すきま風も無くなると思いますから、
「寒い家」から卒業できるのではないかと思います。
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新設雨戸戸袋
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