【リフォーム】不動尊の屋根の製作2
横浜市栄区の「T」様から不動尊屋根の工事をいただきました。
いろいろなご事情もおありですので、当初の仕様にはなりませんでしたが
現況の仕様ともち(将来的な腐朽)を考えて柱、控え柱を桧としました。
現況のものには控え柱がありませんでしたが、大工のアドバイスで採用しました。
地蔵尊、不動尊は辻(交差点)付近にありますから、どうしても車両のホイールベースの
切れ込み、内輪差によって、意図せずぶつかる可能性があります。
そのため既存の屋根には車がぶつかった後がありました。
それを控え柱の位置を運転者にイメージしてもらい、衝突を防ぐ訳です。
また、この控え柱で柱が風で揺すられる移動量を減らして安定させます。
この屋根姿のうち、最も腐りやすいのが柱根元ですので、
腐りにくい木材を使うことが必須です。作業場であらかじめ作成し、現地に取り付けます。
その腐りにくい木材は、密ですので重くなります。
作成した屋根を取り付けるには3人掛かりでないと取り付けることができません。
図面は私が書いたものですので大きさは知っていたのですが
いざ完成したものを見ると自分がイメージしたものより二回り大きいという印象を受けます。
図面と実際に受ける印象は違いますね。
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事務所での打ち合わせの様子
作業場での完成の様子
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