【リフォーム】築四十年の住宅のリフォームでは2

2013年9月28日

古い木造の建物のリフォームで一番修理に困る部分は雨戸の部分でしょうか。

長年使ってきて木製の雨戸レールのミゾの部分ががすり減ってきた結果、

雨戸が滑らなくなり、開け閉め時にがたつき、風の強い日などはがたつきがひどくなります。

溝が減ってきている分少し溝を深くして溝をなだらかにすると、

今度は建具の高さが足りなります。常時雨掛かりする部分なので傷みは早くなります。

しかもむかしは網戸が標準装備でなく、後付けの網戸レールがあるために

そちらもがたついていることが多く見受けられます。

修理するパターンとして

  1. 雨戸だけをアルミ製か鋼板製の雨戸にする。
  2. 雨戸と雨戸レールを木製からアルミ製に交換する。
    この場合は既存の木製雨戸レールがかんたんに外れるのが条件。
  3. 雨戸と木製建具(窓)とも交換する。

こうすれば開け閉めのしにくかった窓とも交換できて、雨戸、窓も開け閉めが楽になり、

網戸も密閉性がよくなるので快適にはなりますが、費用がかるという一長一短があり、

施主がどこまで直したいかの希望にもよりますので、判断に迷うところです。

反面、レトロな建物は「三丁目の夕日」をイメージされる方が多いせいか人気があるらしいです。

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築40年の建物 住宅の玄関風景

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