【リフォーム】トイレの改装 改造で最短時間で工事を終わらせるために気をつけること

2013年10月5日

茅ヶ崎市の「K4」様邸のリフォームでトイレの改装、改造をしました。

既存の壁は繊維壁仕様ですので、長い間に壁が少しずつ崩れてきて、施主様が市販の化粧板を

壁にはって壁の崩れを止めていましたが、それも限界に来ました。

そこで、ベニヤ板(薄い積層板)を下地に張りその上にビニールクロス張りとしました。

トイレの改装の時に考える事は、トイレが複数ないお宅、一個のみのお宅では、

朝トイレを外して遅くとも夕方には使えるようにしなければなりません。

  1. トイレの取り外し
  2. トイレ床の下の配管の取り替え
  3. 壁給水の位置替え
  4. CF張り
  5. 壁クロス張り
  6. 便器取り付け

という事を一気にしなければなりませんが、こちらの「K4」様邸にはそのほかに、

トイレの床板が傷んでいましたから、床の張り替えと壁下地ベニヤの張り替えが有ります。

それは時間的にはむずかしい作業ですので、一日目は床下地直しと壁下地直しと

便器の取り外し取付のみをして、二日目にクロスとCFを張ることにしました。

このように狭い場所ではたくさんの職人さんをいれて手早く作業を進めるのは

タイトな段取りがむずかしいので現場担当のものとしては頭が痛いところです。

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トイレ改造施工前施工後1 トイレ改造施工前施工後2

トイレ施工前──────────トイレ施工後

洗浄リモコン+ウォシュレット取り付け

施主様は高齢というほどでは有りませんが、だんだん足腰が弱くなる事もお考えになって、

トイレに手摺を付けてほしいという事を依頼されました。

既存の繊維壁では手摺下地が弱いですので、取り付けに困る(繊維壁を壊して下地を入れると

元通りにするのが難しいので)のですが、今回は壁ベニヤをクロス下地としてはりますから、

補修がききますので、手摺下地を入れて手摺を取り付けることができました。

これでお客様も安心してトイレをお使いになれると思います。

トイレ改造施工前施工後3

やわらかライト点灯時

今回はリモデル便器 CS220B+ウォシュレットSH220BAS(ウォシュレットアプリコットF2A)+

オート便器洗浄付きタイプを選択しました。(エロンゲート、洗浄水量 大4.8L 小3.6L)

日が経つにつれて節水の技術も進んでいます。

つい最近まではエコ6と言う事でしたが、すでに流量が大で5リットル以下になっています。

(注 加圧してポンプで流していますから停電時にはトイレが通常通りには使えません。)

リモデル便器はリフォーム工事のときに上記のように短時間で工事をする必要がある事と、

既存の排便管の位置と新規の排便管の位置がずれてしまう事に寄る不具合(口径が大きい排水管の

ずれを調整するのがむずかしいため)を微調整で直せるための部材がセットになっています。

そのため、リモデルない通常のものと比べ多少割高になっていますが、

排水管の偏芯を床下で配管直しするより、流れが悪くなるかもしれないという事の懸念無く

将来的に安心できるかとおもいます。

さらに、やわらかライトが装備されていますから、便器に人が近づくとセンサーの働きで

自動的にウォシュレットのライトがつきます。夜のトイレ使用時にも安心かと思います。

以前はトイレ室内に電源が有りませんでしたが、ウォシュレットには電源が必要ですので、

外部の防水コンセントから分岐してトイレ室内にコンセントを増設しました。

ともすればうっかりする部分です。

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