ピンネイラー釘打ち器には許されない誤差でメードインジャパンの優秀さを知る
現場の大工職から、釘が足りないので用意してくれと言う事で金物屋さんに寄って、
大工さんにもメーカーごとの好みがありますから聞いたところ、
ピンネイラーの釘のメーカーでは、「日立にしてくれ。」とのことでした。
「○○○○○○ (英字) しかないけど、どうします?」と聞くと、
「いや、それだと故障するのでダメなんだよ。」という話。
?なので、さらに詳しく聞くと、ネイラー(釘打ち器)が、この安いメーカーのものを使うと
故障するからだそうです。
なぜかというと、細い機械釘には種類があり、口径は、フィニッシュ> ピンネイルになっています。
ピンネイルのほうがフィニッシュネイルより細く、ネイラーのハンマーが釘の頭に正確にヒット、
当たらなければなりません。
釘が精密に作られていないと、釘を打ち出す時にハンマーが正確に当たらず偏芯して、曲がり、
その結果釘打ち器が故障して打てなくなってしまう。ということになった事例が多々あるそうです。
誤差が多少許される機器ですと、あまり目に付きませんが、
正確さ、精密さをシビアに要求される機器などにはそれが徐々に許されなくなります。
大量生産、安価では解決できない世界です。
皆さんご賢察のとおり、その釘は日本製ではありません。特定アジア製のものです。
メードインジャパンここに有りと言う事をまのあたりにしました。
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上 ピンネール 下 フィニッシュネイル──────────ピンネイラー釘打ち器
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