【修理】這樋(はいどい)が雪で外れた時には

2013年10月5日

横浜市栄区「T2」様邸の修理に伺いました。

なんでも、玄関上の樋が外れて、雨がかかるのでなんとかしてほしいとの事でした。

伺ってみると、這樋が外れて浮き上がっています。

木造住宅は樋の固定等に動線の細いものを使いますから、雪の移動で切れてしまったのでしょう。

樋が浮き上がっているのは、エルボの角度 < 屋根勾配、ということです。

屋根勾配ごとの樋のエルボはありませんから、こうなってしまいます。

あまり無理をしない程度に抑える必要があります。

軒樋に小さい穴をあけて、樹脂製結束線(タイラップ/インシュロック)で固定しました。

銅線でも良いのですが、切れてしまうと同じ事になりますので。

当座はこれで、少し様子を見たほうがいいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

這樋1

雪で問い固定の金具が外れ、這樋が浮き上がった状態

這樋2

這樋を樹脂製ヒモで固定した状態

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ページトップに戻る↑                           ページ一番下へ↓