【雨戸修理】木製雨戸レールのすり減りには
藤沢市の「O」様邸に点検で伺ってきました。昭和56年築だそうで、築30年超になります。
十年少し前に一度外壁を塗られているそうですが、木部の塗装のはがれが至る所にあります。
こちらのお宅も多分に漏れず、雨戸レールがすり減っています。
木製雨戸レールは、外壁の絡みもあって取り替えるには周囲の外壁の補修が発生しますから、
簡単に取り外すことができません。
雨戸戸板だけアルミ製に交換して、木製雨戸レールはそのまま使うということになります。
しかしながら、そのアルミ製の雨戸をさらに長く使っていると木製の雨戸レールは
だんだんすり減ってきて、雨戸の調整可能長さを超えかかると外れやすくなってきます。
そのためこちらも雨戸レールのすり減り対策をしなければなりません。
また、雨戸戸袋部分を固定している釘の締め付けが甘くなり、離れてきます。
こちらの固定も必要です。
どうして、以前工事された大工さんや工務店に声をおかけせず、私どもに。
という疑問がいつもありますが、築年数につれ、大工さんも年齢を重ね廃業したり、
工務店さんが立ち行かなくなったりしていることがあります。
景気の善し悪しと時代の流れかもしれません。
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木製雨戸レールのすり減りのチェック
雨戸戸袋部分の固定のチェック
短尺スケールを当てて隙間をチェックしているところ。
ここに隙間があると、釘の締め付けが甘くなっていて、緩んでいます。
この場合には固定が必要です。写真では見えませんが、雨戸の戸袋の底板もチェックします。
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