断熱 冷暖房 Archive

断熱 冷暖房

遮熱フィルム貼りの実際

下記の記事は、以前書いたものに少し手を加えたものです。
多少古くなっている点はご容赦ください。

遮熱フィルムの実際の施工のようすをご紹介したいと思います。

フィルムを貼れば遮熱断熱されるので漠然と効果が有ると思っても

遮熱フィルムはドイトなどで材料を販売していますし

事務所、工場等で材工込みでたくさんの量を依頼するのが普通で、

一般住宅では簡単に貼れるのに、頼む必要は無いとお考えの方がほとんどでしょう。

自分で出来ると思う。 ≠ 自分で出来る。 は違う物です。

まず、貼り方の実際を見ていただきたいと思います。

遮熱フィルム張りの実際

作業用工具

普段からフィルム張りをしている専門職の方に貼ってもらいました。

大手の建築現場では職長からの作業指示書があって用意する工具、

作業手順、作業のポイント等を打ち合せしてから工事にかかります。

特に指示したわけでもないのですが、工具の用意、養生、材料の用意が

てきぱきと進みます。

作業用工具

右側の黄色のタンクは何だと思いますか?

実は、水を圧縮して吹付ける為の物です。

常にフィルムに霧を吹きかけながら作業をします。

そうしないと、張る位置の微調整ができず綺麗に貼れません。

養生

養生

窓周りが汚れないようにします。

フィルムの仮合わせ

フィルムの仮合わせ

完成

遮熱フィルム張りの完成

工事の日は生憎と小雨の日でしたが、もし天気が良い日でしたら

体感で遮熱フィルムの効果が分かった事と思います。

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【断熱】一週間の最高温度と最低温度の違いのグラフでは

七月末からかけて遮熱断熱塗装の実証実験をしています。

下記のグラフは一週間分の5試験片を最高温度と最低温度との変化を日付別に並べたものです。

八月最終週の記録です。左図上から、

  1. 鋼製黒色基準片
  2. 鋼製試験片
  3. 鋼製試験片に遮熱断熱塗装をしたもの
  4. 木製試験片
  5. 木製試験片に遮熱断熱塗装をしたもの

になります。

右図は最低気温を並べたものです。最低気温はほとんど変わりがありません。

しかし、最高気温を比較したものでは顕著な違いが見て取れます。

特に差が出たのは鋼板の試験片です。オレンジ色の線と緑色の線の温度差がそうです。

7.5度程度の断熱効果が有ると言えます。

10月初に温度差データをまとめて示したいと考えています。

その結果をご覧になり効果をご判断いただきたいと思います。

遮熱断熱塗装2 遮熱断熱塗装

各試験片温度差

最高温度──────────最低温度

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【防臭】遮熱断熱塗料の効果をタバコのにおいで知るとき

遮熱断熱塗料販売会社のプレゼンルームは対面式の会議机が有り、20人ほど座ることができます。

実験キットと50インチサイズのDVDモニター二台と顕微鏡セット、塗装試料などが有ります。

天井の高さは梁が露出している天井で梁下まで2600、2メーター60センチ程度の高さです。

禁煙室では有りません。

現在では大体は室内禁煙で、建物内であっても仕切られた喫煙スペースのみが有るのが普通です。

ところが当該社の会議室、プレゼンルームは喫煙OKの設定になっています。

自分は喫煙者ですが、自分の作業車は、たばこのにおいがこもるのが嫌で車内は禁煙です。

喫煙者でも室内に最初に入った時にはにおいが気になります。しばらくすれば気になりません。

指摘されるまで気がつきませんでした。

20人収容の喫煙OKの部屋で、タバコのにおいが無いのです。

入居されてから3年ほどだそうですが、室内を見回してみると確かにタバコの汚れが有りません。

喫煙されるかたが多数いらっしゃると、必然的に室内にはタバコのヤニとにおいが付着します。

ですので、五、六年周期にクロスの張り替えをすることになります。

当社も喫煙可の時代には、壁天井が黄色く汚れたのでクロスを張り替えたことがあります。

それがこちらの会社ではそうなっていませんでした。遮熱断熱塗料の効果だと言うのです。

──────────困るにおいと言えば

介護臭が有ります。少子高齢化に伴い、だんだんとお年寄りが増えて行きます。

私が工事をさせていただいた、老健施設(特別養護老人ホーム)で、一年後の定期点検のおりに

玄関を入った時に強烈な介護臭でビックリしたことがあります。

健常者ではトイレには自ら進んでいきますが、老年性痴呆が進んでくるとそれがままなりません。

そのため、介護のための下着をつけることになり、交換が頻繁でないと大小が漏れることになります。

それのにおいが建物の中全体にこもるのです。

工事は設計事務所さんの仕様に従ってしていますので、通常品のクロス、壁紙を使用しました。

それににおいが付着して取れないのでしょう。

──────────他の介護施設、病院関係の壁仕上げでは

大体はビニールクロスかEP(水性エマルジョンペイント)の仕上げです。

EPを使うのは、後日補修が塗装で簡単にできるためで、色は汎用性の高い白になります。

この二つの施工パターンには防臭の効果はありません。いずれ再施工になるでしょう。

後日費用がかかる防臭、除臭の効果とコストパフォーマンスを考えたらこちらの内装用遮熱断熱塗料を

つかったほうが「お得」ではないかと、工務店の立場では考えます。

────────── 一般の住宅の介護臭

また、一般の住宅でも介護臭の問題があります。

においはその場所に長くいると、やがて慣れてしまいます。

しかし、初めてこられたかたには免疫がありませんから、強烈なものとなります。

リフォームの見積依頼が有りましたので、伺ったおりに感じた事です。

高齢のかたがいらっしゃいましたので、トイレと浴室に手摺を付けたいとのことでした。

ピンポンを押して、玄関を開けたところから強い介護臭がします。

お住まいになっているかたは慣れてしまっているので気がつかないのです。

残念ですが、当時は方策が有りませんでしたから防臭の対策は提案できませんでした。

──────────むずかしいにおいのとらえかた

においは目に見えません。したがってホームページなり、ブログで書いていても、

実際の効果を目に見えるように表示できませんので、当該社のプレゼンルームで実際に実験してみて

その結果を知るしか術は有りません。

こちらの材には防臭効果が有ると自分は思いますが、施工後の効果を数字で表す事が困難です。

音響ですと、施工前施工後をdB(デシベル)で計ることができます。

施工後の変化を数字で示すことができ、音響設計通りに施工が出来たか否かを判断できますし、

お客様に対しても訴求できます。

しかし、においは測定できることはできますが、においの元となる成分が多種多様に有り、

したがって測定機器が無数に有ります。ですので数字に表す事が難しいと言うのが現状です。

においに効果がある遮熱断熱の成分の事はあとで書きます。

──────────後日談

同行者のかたから、指摘がありました。

入居されてから3年ではなくて、13年だそうです。訂正します。

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13年タバコOKの部屋の壁天井の汚れかた

13年間タバコOKの会議室天井

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断熱の工法について内断熱外断熱の考え方の違い

この間も会社に問い合わせがありましたが、住宅を建てるにあたり

断熱を内断熱にするか外断熱にするか迷われる方が多いようです。

また、書店で本を買って調べようにも「内断熱がよい」「外断熱がよい」といった

相反する主張の本がお互い一歩も譲らす、といった感じでいったいどっちなのか

余計に分からなくなってしまいます。

この件について、私も気になりましたので、それらの本に書かれてる内容を

いくつか実際に読んでみたり、それとは別に、巷の情報を集めたりしてみました。

結果から申しますと木造住宅に関してはどちらの断熱方法を選んでも大差がないのです。

ただ、気をつけないないといけないのは、どちらの断熱工法を選ぶにしても

防湿シートや断熱材は隙間なく丁寧に施工することが大切です。

断熱に関してはその工法に悩むより、信頼と実績のある工事店を探すことに

力を注いだ方が良さそうです。

ちなみに私どもでは、費用もそれ程かからない内断熱をお勧めしています。

断熱

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