横浜市港南区の「K」様邸の鉄骨階段部分です。鉄骨階段がリフォームで取付けられてから
五年しか経っていないそうですが、年数では錆の進み具合がひどいと感じます。
錆び止め塗装が足りないか薄かったのかなと思います。
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表側──────────裏側
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横浜市港南区の「K」様邸の鉄骨階段部分です。鉄骨階段がリフォームで取付けられてから
五年しか経っていないそうですが、年数では錆の進み具合がひどいと感じます。
錆び止め塗装が足りないか薄かったのかなと思います。
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表側──────────裏側
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横浜市港南区の「K」様邸のバルコニー柱鉄骨職の修理が終わりました。
塗装の順番では、鉄骨修理 → 錆び止め → 仕上げ塗装。という順番になります。
いままでは鉄骨職が塗る錆び止め塗装は赤いもの。という考えでしたが今回はグレーです。
どうして?と尋ねると今ではこの色がはやりだそうです。流行があるのですね。
鉄骨には強度がありますが錆びないようにしておかないと(マメに塗装しないと)
錆が発生し、その錆で水がたまりやすくなり。と、だんだん悪循環が始まります。
腐食が激しかった部分を交換溶接
一階円柱交換後の脚注アンカー近景
同上遠景
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横浜市港南区の「K」様邸の軒樋です。こちらの「K」様邸は一部マンサードタイプの
屋根になっていまして、以前の大雪の時に雪が落ちる時に勢いで曲げてしまったという事です。
施主様の種々のご都合で今時になってしまいました。
高所作業ですので足場を掛けてからの工事になります。
雪で曲がってしまった軒樋
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横浜市港南区の「K」様邸のバルコニー柱の部分です。鋼製円柱が錆で断面欠損が50%程度あります。
この後施主様が、この円柱周囲を手摺下から笠木上までコンクリートで根巻きされましたので、
上下方向の力には耐えられますが、早晩交換する必要があるでしょう。
具合が悪い事に梁勝ちの納まりになっていますから、柱を一気に交換とは行きません。
下から順番に取り変えなければなりません。鉄製柱は強度があって溶接も出来るので木製に比べ、
細く仕上がりますからスマートですが塗装をマメにしないと結露と水たまりの湿気で錆が回りやすく
なってしまい、このような腐食を招く事になります。
こちらの場合は、円柱でも角柱でも柱の頭と根元にコの字型のプレートを付けて上下にかかる力を
分散して梁にかけるようにすればめり込み対策になりますし、結露水対策の排水穴もつければ
さらに腐食対策になるかと思います。
以前角パイプで作られたバルコニーを鉄骨屋さんが解体した時に、ガスバーナーで溶断するのですが
密閉された角パイプでしたので結露水が吹き出したことがありました。
それだけ密閉された鋼製円柱内部には結露水がたまるかと思いますので錆対策排水は必要です。
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バルコニー柱遠景
バルコニー柱近景
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横浜市港南区の「K」様から、バルコニー部柱の交換についての見積もり依頼を頂きました。
築年数もあり、大分錆が進んでいます。自分が気になったのはこの部分です。
この写真ではつぶさに見えませんが、壁と直角方向、柱に向かってヒビが何カ所か見えます。
ここは梁が入っているはずですから、抜けることはないでしょうが突き抜けるような気がして
少し心配です。梁勝ちの納まりでしょうから鉄製の円柱を建ててそれに梁を乗せ、
さらにまた円柱を乗せて小屋梁を乗せてという順番に作業をしています。
一階の部分に経つ円柱がバルコニーの床梁やその上の重さでめり込んでいるように見えるのです。
柱頭のプレートの納まりが力を平均に分散するようになっていないのかもしれません。
錆で弱くなりそこに自重がかかり円柱が短くなってきてだんだん下がってきています。
なるべく早い段階で交換したほうがいいでしょう。
私はここで韓国ソウルの三豊百貨店の事故を思い出しました。かかる荷重を広く薄く
配分できなかったので柱がその上の床の自重に耐えかねて突き抜けてしまった。
という事から起きた事故ですが、YouTubeやwikiにも記載されています。
デザイン優先のため柱を必要な寸法より細くし、力を分散するハンチもつけなかったようです。
建物が自重で崩落するとは信じられない話です。
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