むずかしい建築用語

【むずかしい建築用語44】軸回し

おもに物入れの建具の機能を表す言葉で「軸回し」という言葉があります。仏壇に使うことが

多いのですが、通常両開きの建具では、開け放つ時には建具が手前90度に開きます。

これを物入れ内に引き込む(収納する)ことができる機能を持つ建具のことを言います。

この機能があれば作業をする時にも、全開した建具が邪魔にならず体裁も良いと思います。

反面、建具の移動する量が多いので精密な調整が必要なことと建具が踊ることを抑えるために

カウンターバランサーの部品(ほぼ建具の重量)が必要になりますから機能がある分

割高(おおよそ2.5倍の費用)になります。さらに、建具が物入内の左右の壁面をスライドしますから

その面にはコンセント、ハンガーパイプなどの部品は付ける事ができません。

後日図示出来れば添付します。

──────────後日談

YouTubeに動画をアップしましたのでご覧ください。「軸回し」はこのように動作し、

全開になりますので大変作業しやすい環境になります。

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木造住宅のためのメンテナンスと修理のためのヒントを書いています。少しでも参考になれば幸いです。

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