【リフォーム】マンションリフォームで気がついたこととは

2013年9月29日

横浜市にある戸塚区「Y4」様邸のリフォームをさせていただきました。

WCのドア交換やWCの拡張、下駄箱の取付などです。そのときに気がついたことがありました。

わかりにくいかも知れませんが、フロアの色と同じ色を使い統一感を出しています。

マンションは重層構造になっていますので排水管の位置が各階で同じになっています。

トイレの排水管がこのマンションでは露出になっています。そこにトイレの排水をつなぎます。

水には粘性抵抗がありますので、排水された水がまっすぐ下に落ちて行くわけではありません。

らせん状に排水管の内壁を伝わって落ちて行きますから、排水音が管に響くことになります。

そのため、防音のために外側を断熱材などで防ぐほうが音環境に良いと言う事になります。

メンテナンスのことでは、逆に露出であったほうが点検しやすいと思います。

玄関の上がり框(かまち)では、私の感覚では驚いたことがありました。

玄関部で廊下から見た終端の玄関上がってすぐの部分が段差用のクッション通称スベラーズが

張っているのです。施主様が取付けたのかと思って聞いたところ以前リフォームした時に

取付けたものだと言うことでした。ビルの階段のようになってしまいますので、

通常くろうと商売人のものはこのようなことをしません。少し配慮が足りないことと思います。

意匠、デザイン上良くなるように、その部分を取り外し上がり框を取付けました。

マンションで工事上苦労することは下地の精度にあります。躯体がコンクリートですので、

狂いが大きく、そのための調整を木パッキンなどでしています。そのパッキンがいずれも

微妙に寸法を変えなければなりませんものですからその分手間、工数がかかるわけです。

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トイレ間仕切り加工
 
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手順前後になりましたがトイレ周囲の工事の様子です

 
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トイレドア施工前──────────同施工後──────────物入れの扉交換後

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