工事上のフェールセーフという考え方とは

2013年10月3日

どんな工事でも、作業にはミスがつきものですが

そ失敗を防ぐ方法と手順を考える必要が有ります。転ばぬ先の知恵というべきかもしれません。

現在では化粧材のほとんどがメーカー都合でMDF材に化粧シートを張っています。

(コストと、環境対策でだと思います。)

表面が白色系の塩ビシートの下に褐色系もしくは黒色系の下地材が有りますので

ちょっとだけ取付がずれても表面が褐色系の巾木、出入り枠で接合面が目立つ事になります。

1尺×6尺の凹凸が無い工場生産のフローリング材といっても

張ったあとにほんの少し段差が有りますので巾木(幅木)と隙間があく可能性が有ります。

そのほんのちょっとの隙間が白色系の材料では特に目立ちますので

施主様より、仕上がりが悪いと評価される場合が有るわけです。

ほんのちょっとのフロアとの段差をなじませるようにクッション材、緩衝材付の幅木を

なるべく使用したいと思っています。 

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幅木

出隅用巾木

幅木

出隅用巾木を折り曲げたところ

こうすれば芯材のはみ出しがよりめだたないようになります。

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