【デザイン】工務店らしい納まり2
工務店らしいかな。と思う納まりを示しました。
ハウスメーカーと設計事務所と町場の工務店では違う納まりになります。
これから住宅を建てようとなさる方はご自分がどんな納まりを
求めているかをお考えになるべきだと思います。
階段丸棒手摺(φ35)
握りやすい径35ミリの手すりを自在継手で接続しました。
通常では階段段板色にあわせて木の肌が見える材を使いますが
施主様のお好みで白になりました。
シューズクロゼット
たけの長い靴、短い靴を多く収納する事が出来ます。
設計事務所様が考えられるプランには玄関付近に大容量の
シューズクロゼットを置くケースが多いように思います。
玄関付近の収納で苦労される方が多くいらっしゃいますので
当社でもなるべく収納には気をつけていますが
なかなか大容量のシューズクロゼットを確保しての設計は出来ません。
以前は可動棚にはダボを使う事が多かったのですが
ダボ → ビス式のダボ → ダボレールと作業製によって変化してきました。
現在当社では棚柱(通称ダボレール)が主流となっています。
3
格子、目隠し(塗装前、杉ムク製)
玄関からこの角度では全景が見えずイメージしにくいと思います。下記のパースをごらんください。
一階平面図(平面図 → SketchUp)
玄関部分の平面図。背景色が白ですと分かりにくいので緑にしました。
一階平面図を図示する部分(SketchUpでの半透明着色50%)
パース部分を着色して示しました。
SketchUpでのパース
ちょっと俯瞰、基準点から4580
壁レイヤを非表示にして断面図(コマンド+Y)にするとこのように見えます。
着色は任意ですが、自分としてはおもむきのある格子、目隠しかと思います。
玄関部分のよいアクセントになると考えています。
町田市「O」様邸は、玄関からは二方向に入るようになっています。
玄関 → 居室
→ シューズクロゼット
玄関から二方向に入って行く事が出来るというのは作業動線が
生活に適しているものと考えます。
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