機転が利く大工と言うことでは
一階天井下地の写真です。一見しただけでは意味がわからないかもしれません。
シニアS大工が一階の天井下地を二段階にわけて組んであったのには感心しました。
なぜかというと、天井の高さには指定の寸法がありますが、
「出来るだけ天井高を高く取って欲しい」という施主の要望があったのです。
それだけを大工に伝えてあって、それを確認しました。
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室内を横切る梁せいの高い集成梁があるので天井高を2段階にとっても目立ちません。
ですので、水回り系を下げることが出来ます。
自分は水回りを部分的に下げるように指示するつもりでした。
厨房天井裏に水道配管を入れる必要があると理解して切りのいいところで天井を下げています。
さらに外しやすいように天井ボードをビス止めにしてあったのも機転が利いていて
関連の業者が(私も含め)助かる話です。図面に書いてあることと、
書いていないが、それを踏まえて判断するには経験も必要だが才覚も必要なものだと思います。
鎌倉市「A」邸天井下地取付の様子
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