防臭

エコカラット開発秘話

 エコカラットの化学に興味のある方にはちょっと面白いお話を紹介します。

《開発秘話≫エコカラットはこうして生まれた。

温故知新 昔の蔵の土の壁は湿度を一定に保つ働きをしている。

これを現代住宅に応用できないか?その土壁がなぜ吸放湿するのから開発は始まった。

産官連携 この研究は通産省(現:経済産業省)の工業技術研究所

(現:独立行政法人?産業 技術総合研究所中部センター)との産学連携で進められた。

研究を通じ、土などに加え、様々な多孔質材料の吸放湿と細孔との関係を明らかにすることで、

10ナノメートル付近の非常に微細な孔を多く持つことが理想的ということがわかった。

※1ナノ = 10億分の1メートル 技術開発・‥

[素材と焼成] 住宅の内装に張る建材にするため、

通常のタイルのように1200〜1300度で焼くと 孔が縮み効果がなくなり、

温度を下げて焼くと強度が足りなかった。

原料の種実頁や配合、焼成温度などをいろいろ試行錯誤し、

強度と孔の大きさ・量のバランスが保てるちょうどよいところを探した。

[加飾技術] 内装仕上げ材のため、意匠性は重要なポイントであった。

通常の内装タイルはガラスの厚い釉薬で覆われるため、湿気などを吸うことができない。

それを克服するため、釉薬ならびに施釉方法に関する技術開発を行い、

調湿機能を持ちながら上質な意匠を持つ仕上げ材として完成することができた。

こうして素焼きのようなやさしい質感、5.5mm厚で珪藻土壁の4〜5倍の 吸放湿量を誇る

内装壁タイルのエコカラットが誕生した。

実際の建物での実証実験やモニターなどの結果、結露の発生を抑制する効果がみられた。

また調湿機能以外にホルムアルデヒドなどのVOCやいやなニオイを吸着する

脱臭機能もあることがわかった。 エコカラットは、国内初となる

(社)日本建材・住宅進達業協会「調湿建材」 の登録と(財)日本建築センター

「ホルムアルデヒド低減建材」の認定を取得

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木造住宅のためのメンテナンスと修理のためのヒントを書いています。少しでも参考になれば幸いです。

最終更新日 2013年10月4日金曜日 04:00:28

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