中国建材

【中国建材】中国建材視察(床暖房編)

11月初旬に中国上海市付近に建材視察にいってきました。

そこでは床暖房の製造販売をしている会社と日本向けに建材一般を

輸出代行している会社をあわせて視察に伺いました。

日本での電気式床暖房設備では当社はアルシステム社のフィルム式床暖房を使っています。

施行では人間のすることですのでいろいろなミスが発生します。

そのミスを防ぐためにあるシステムやり方を

建築業界では一般にKY(ケーワイ)といい、

危険予知をするための作業です。

床暖房での施行ミスが発生する恐れがある部分は

1 熱源のフィルムを釘で打ち抜くことと

2 配線と熱源のフィルム部分の接合部がほんの厚くなっている部分

が断線する可能性

3 またフィルムはおのおの独立していますので

それらの配線をまとめる作業で結線の間違い、忘れが起こる可能性があります。

4 その他一般では、熱源の上にしくフロア材の熱による伸縮です。

これらの施行ミスを防ぐために同社では完成後のチェック、点検を行っているということです。

そういえば、都内足立区で床暖房の工事(フィルムの敷設は大工)

をさせていただきましたときにも、同社の方が点検に来られました。

施行立ち会いを私は実際に体験しています。

施工者の立場でいえば工事後に床暖房の施行で何らかのミスが判明し

それから修理をするとときには床をはがす必要がありますので大変困った作業になります。

また施主様にとっても、いったん施行が終わった床をはがすのは気分が良いものではありません。

その点では、前記KYを行うのはよいことだと思います。他に床暖房のやり方は温水式もあります。

その場合でも、点検は必要です。

フィルムの施工注意

熱源のフィルムについて

施行の注意点の説明を受けているところ

また、価格の点(イニシャルコスト:購入時)でもアドバンテージがあると感じます。

訪問日当日も価格の点の話になり、現在のコントローラーが相当の

値段がしていますことを同社では問題にしており、コストダウンの方法を考えられているようでした。

そのこととは、日本製の部品は性能がいいものの、価格の点でボトルネックになります。

中国製の部品は品質に問題がありましたが、品質の点で日本製に劣るものの中には

近似的なものも存在するようになった。とのことです。

安くてよい部品が出るようになって、同社にとってもある程度の利益を出しつつ、

安価な製品を提供できる訳です。

さらにランニングコストのことを説明してもらいました。

電気式の床暖房で以前平塚市で使ったことのあるT社のものでは

安価なものを求めたせいか、コントローラーでオン•オフのスイッチしかありませんでした。

調整が利かないのです。

同社のものでは、25%刻みでの稼働(25、50、75、100)が可能だというのです。

コントローラー

図2

新規に開発したコントローラー

裏面も詳細に見せていただきましたが

機密保持のため、今回は紹介しません

タイマーがあるかどうかは確認していませんが、もし可能なら、朝方寒い日の廊下とトイレを

100%でなくとも暖めておけば、トイレで血圧が上がること、足下が寒いことを

防ぐことができるかもしれません。

2010年の三月に当社施行した東京都足立区の現場の現場写真を

見てみると、現在のアルシステム社のコントローラーと形状は同じでした。

床暖房のデータはこちら からダウンロードできます。

──────────蓄熱式暖房との比較

健康的な暖房では、蓄熱式の暖房があります。

こちらは蓄熱体をいったん暖めてそれを熱源とするものですが、

蓄熱体全部が暖まるまでは相当な熱量を必要とし、

相当な断熱工事をしたとしても、周囲のものを過分に暖める可能性があります。

また、こちらの不利なところは、急な温度変化に対応できないというところです。

朝方寒く、日中急に暖かくなったという日が一年のうちに何度かあります。

そのときに、発熱を止めることが出来ないのです。

発熱体の熱発生を機敏にコントロールできないところは困りますね。

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木造住宅のためのメンテナンスと修理のためのヒントを書いています。少しでも参考になれば幸いです。

最終更新日 2013年10月3日木曜日 17:42:17

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